カブリロ大学との連携(新宮市からのオンラインラーニング)

新宮市姉妹都市親善協会では、オンラインターニングを利用したカブリロ大学での受講をサポートしています。
カブリロ大学は、新宮市と姉妹都市提携を結ぶ米国サンタクルーズ市に位置しています。

オンラインラーニングジャパン≫http://onlinelearningjapan.net/
カブリロ大学≫http://www.cabrillo.edu/

 

受講者感想

受講科目:リスニング  受講者:Y-I 

話し手が話したい内容と聞き手が受け取った内容には、ギャップがあります。その原因を取り除くために必要な知識や技術を学ぶことから始まり、最終的には、発信される内容を判断しながら聞くというクリティカルリスニングまでを勉強しました。
授業の流れとしては、月曜日(現地時間)に先生がアップしたA4、3枚程度のレジュメを読み、その翌月曜日までにレポートを登録。併せて、ほかの学生が書いたレポート2件に意見を書き込むというものでした。時々、選択形式のミニテストのようなものもありました。最終課題は,ShamWow コマーシャル、テッドクリップ、キング牧師の演説をテーマに、メッセージの背後にある目的、信じるに足る根拠、聞き手に感情移入させるための手法等といった様々な視点から評価し、最終的に自分がどう考え、行動するかをレポートするものでした。

受講する科目によりますが、私が選択した「リスニング」は、日本とアメリカに共通することも多く、理解しやすいものでした。聞こうとする姿勢や聞く際の各自の癖、クリティカルリスニングの重要性といった共通する点にコミュニケーションの原点を改めて感じました。
また、話し手と聞き手とのギャップは、どの言語にも生じますが、それを埋めるために今回学んだ手法は、今後、アメリカ人とコミュニケーションする上で役に立つものだと感じています。同時に、日本人同士なら少し変形して活用することも場合よっては必要かもしれないと比較文化的に学ぶ要素もありました。

レジュメを読むにしても、レポートを書くにしても時間がかかり、朝4時におきて、レポートを書きあげ、出勤前に提出することもありました。特に、最終課題は聞き取ったうえで、様々な視点で判断し、レポートにまとめるものです。聞き取りから時間がかかり、正直なところ課題を提出できるか不安でしたが、何度も聞き直してレポートを書き上げた時には達成感を味わうことができました。
締切が随時決まっているので、通常の通信教育よりは一人であってもリズムが取りやすく、また、学生同士でレポートに対する意見を書き込むので、通信教育ながら、学生相互のつながりを感じることができました。自分が書いたレポートに対する他の生徒からの書き込みや先生からのコメントは励みになり、英語で学ぶことの楽しさを実感しました。
 
サンタクルーズを訪れ、カブリロカレッジを見学してから約3年。親切な人々や環境の良さに惹かれ、いつか通いたいと思っていました。英語での授業についていけるか不安もありましたが、今では思い切って受講して良かったと思っています。これからも、仕事等の状況を見ながら、授業を受ける予定です。
今後、受講者が増えて、情報交換できるようになり、カブリロやサンタクルーズ市との結びつきが更に強固になることを願っています。

最後になりましたが、科目の登録や代金の支払い等、サポートスタッフに助けて頂きました。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。

Copyright© 2012 Shingu Sister City Association All Rights Reserved.

〒647-8555 和歌山県新宮市春日1番1号 新宮市役所秘書課
電話:0735-23-3333(代表) FAX:0735-21-5422